1. 概要
WaveTrend Oscillator(WT)は、オシレーター系インジケーターの一種で、価格の過熱感(買われすぎ・売られすぎ)を視覚化してトレードの転換点を探るためのツールです。
MACDやRSIと似た動きをしますが、「エントリーのタイミングが視覚的に明確」という点で多くのトレーダーに支持されています。
2. 構成要素
WTインジケーターは、主に以下の3つの要素で構成されています:
要素名 | 説明 |
---|---|
WT1(緑ライン) | 主となる波形。反転の初動を示唆。 |
WT2(赤ライン) | シグナルライン。WT1との交差でエントリー判断。 |
±60のレベル線 | 一般的に「買われすぎ(+60以上)」と「売られすぎ(-60以下)」の目安。 |
3. シグナルの見方
✅ ロング(買い)エントリーシグナル
- WT1が-60以下のエリアに到達
- かつ WT1がWT2を下から上へクロス
→ 売られすぎ状態からの反発を狙うタイミング。
❌ ショート(売り)エントリーシグナル
- WT1が+60以上に到達
- かつ WT1がWT2を上から下へクロス
→ 買われすぎ状態からの下落を狙うタイミング。
4. 設定パラメータ(例)
TradingViewではWTをカスタマイズ可能です。
以下は代表的な初期設定値:
パラメータ名 | 役割・説明 |
---|---|
Channel Length(デフォルト:10) | 波形の滑らかさを調整。小さいほど反応が早い。 |
Average Length(デフォルト:21) | シグナルライン(WT2)の滑らかさ |
Overbought/Oversold Levels(±60が基準) | エントリーゾーンの目安ライン |
5. 活用例
🚀 1. トレンド転換のタイミングを捉える
- ダイバージェンス(価格は下落してるがWTは上昇している)
→ 反転のサインとして使える
🛠 2. 他インジケーターとの併用
- RSIやボリバン、移動平均線と組み合わせてフィルターとして利用
- MACDと似た動きなので、代替としても◎
6. 注意点
- トレンド相場ではダマシが出やすい
→ 単独ではなく、移動平均や水平線などで「環境認識」を行うことが重要です。 - 過剰な感度設定はノイズ増加の元
→ パラメータを調整して、自分のスタイルに合った波形に整える必要があります。
7. まとめ
特徴 | 内容 |
---|---|
分類 | オシレーター系 |
向いている相場 | レンジ、転換点狙い |
推奨組み合わせ | RSI、MA、サポレジ |
単独使用 | 非推奨(ダマシ対策に補助要) |
難易度 | 中級者向け(視覚的で理解しやすい) |
WaveTrendは「反転サインの視覚化」に優れた優秀なツールです。環境認識やフィルターを加えれば、非常に強力な武器になります。

導入方法
1.ホームページに進み「マーケット」をクリックする

2.対象となる通貨ペアを選択する(今回はUSDJPYで解説させていただきます)

3.チャートの上の方にある「インジケーター」をクリックする

4.対象となるインジケーターの名前を検索しチャート導入する(インジケーターの名前を検索して出てこない場合はフルネームだけじゃなく一部だけ入れて検索してみてください)

5.これでインジケーターの導入は完了となります。
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