🔍 概要
「Simple Volume with Pocket Pivots」は、
通常の出来高(Volume)に加えて、Pocket Pivot(特別な買いシグナル)を強調表示するインジケーター です。
Pocket Pivotとは、
O’Neil式(CANSLIM)で使われる「機関投資家の買い圧」を捉える特殊な出来高分析で、
- 通常より大きな出来高
- 前日の高値を上抜く強いローソク足
が同時に発生した場合に、
“強い買い勢力が入った可能性が高い” ことを意味します。
本インジでは、
Pocket Pivot を 青色の特大Volumeバー として視覚的に強調し、
ブレイクアウトやトレンド開始の初動を捉えやすくしてくれます。
🖥 表示内容と構成
| 表示要素 | 説明 |
|---|---|
| 通常Volumeバー(複数色) | 通常の出来高を色分けして表示 |
| 青バー(Pocket Pivot) | “特大出来高+強いローソク足” の発生時に描画 |
| 赤バー | 弱いローソク足の出来高 |
| 緑バー | 強いローソク足の出来高 |
| 黄バー | 中立的な出来高(ヒゲの長いバーなど) |
| ダイナミック更新 | バー確定と同時にPocket Pivot判定が行われる |
⚙ パラメーター設定項目
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| Volume Source | どの出来高を使用するか(通常、ティックなど) |
| Pocket Pivot Length | 過去何本分と比べてPocket Pivotを判定するか |
| Pivot Color | Pocket Pivotバーの色設定(初期値:青) |
| Up/Down Volume Colors | 上昇/下降Volumeバーの色設定 |
| Neutral Volume Color | 中立状態のVolumeバー |
| Auto Highlight | Pocket Pivotバーの強調表示ON/OFF |
| Show Moving Average (optional) | 出来高の移動平均線を追加表示 |
📈 ロジック概要
1️⃣ 通常出来高の計算
ローソク足ごとの出来高を取得し、
- 強気バー → 緑
- 弱気バー → 赤
- 中立バー → 黄
に分類。
2️⃣ Pocket Pivotの基準判定
Pocket Pivot を検出する条件:
✔ 条件①:出来高が過去N本で最大級
現在のVolume > 過去Pivot Length本のVolumeの最大値
✔ 条件②:強いローソク足
- 現在の足が陽線
- もしくは
現在の高値 > 前日高値(高値更新)
✔ 条件③:上昇の力が伴っている
ローソク足が明確な買い圧を示している。
3️⃣ Pocket Pivotバーを青で描画
条件をすべて満たした場合:
→ 青い特大Volumeバーが表示され、
強い機関投資家の買いシグナルとして認識される。
4️⃣ 新しい足の確定と同時に再判定
動的に更新され、Pocket Pivotの発生をリアルタイムで捉える。
📊 Pocket Pivotボリュームの意味
| シグナル | 内容 | トレードでの意味 |
|---|---|---|
| Pocket Pivot(青) | 大口の買い圧+高値更新 | ブレイク初動・上昇開始の強シグナル |
| 赤Volume | 強い売り圧 | 下げトレンド継続・警戒 |
| 緑Volume | 上昇Volume(通常) | 健全な上昇 |
| 黄Volume | 不安定な状態 | レンジ or 転換の可能性 |
Pocket Pivotは特に上昇トレンドの初動で現れやすい特徴がある。
🧭 推奨の使い方
✅ 1. ブレイクアウトの初動を捉える
Pocket Pivot(青バー)は
大きな上昇の前兆 になりやすい。
- レジスタンス付近で青バー → ブレイクの可能性大
- 押し目で青バー → 押し目買いの根拠強化
✅ 2. トレンド判断に利用
Pocket Pivot多発 → 上昇トレンドの勢いが強い
Volume低下 → トレンド弱体化
✅ 3. 他の指標と併用する
特に相性がいい組み合わせ:
- Break of Structure(BOS)
- EMA200 / EMA50
- FVG(Fair Value Gap)
- Order Block
- Range Detector
青バー+SMC構造で“最高勝率セットアップ”ができる。
✅ 4. ダマシ回避
Pocket Pivotが無いブレイク
→ ダマシになりやすい
→ Volumeの裏付けがあるかをチェックできる
🧪 推奨設定例
| スタイル | Pivot Length | 目的 |
|---|---|---|
| スキャル | 10〜20 | 小さなPocket Pivotも拾う |
| デイトレ(推奨) | 20〜50 | 本物のPocket Pivotのみ抽出 |
| スイング | 50〜100 | 長期のトレンド初動を把握 |
⚠ 注意点と補足
- Pocket Pivotはあくまで「買い圧」のシグナル
→ 売りシグナルではない - 出来高の乏しい通貨ペアでは効果が薄い
- 仮想通貨はポケットピボットが多発しやすい
- 1本の青バーだけでエントリーしてはいけない
→ 必ず「構造」「エリア」「トレンド」で確認すること - 高時間足(H1〜日足)は精度が高い
📝 終わりに
「Simple Volume with Pocket Pivots」は、
通常の出来高分析を“機関投資家の買い圧” まで深掘りできる高機能Volumeインジケーターです。
- ブレイク初動を捉える
- 押し目の強さを判断
- トレンド強弱を測る
- ダマシを減らす
という幅広い用途があり、
SMC系分析との組み合わせで真価を発揮します。
Pocket Pivotは、
“プロの買いが入った瞬間を視覚化する”
非常に価値の高い指標です。

導入方法
1.上の「導入はこちら」からサイトにいく
2.下の画像の位置にある「このチャートを取得」をクリックする

3.これで導入完了です。
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