🔍 概要
「Pivot Points High Low Multi Time Frame」は、
複数の時間足からピボットの高値・安値を検出し、チャートに明確なラベルとして表示するインジケーター です。
表示されるのは以下の2種類:
- 高値ピボット(Green / 上向き)
- 安値ピボット(Red / 下向き)
これにより:
- トレンドの節目
- 押し目・戻り売りの起点
- 損切りラインの候補
- 市場構造(HH, HL, LH, LL)
を一目で把握できます。
さらに、
上位時間足のピボットを表示する MTF(マルチタイムフレーム)機能
が搭載されているため、
“上位足の節目を下位足でトレードする”
というプロの手法を簡単に再現できます。
🖥 表示内容と構成
あなたの画像をもとに表示内容を整理すると:
| 表示要素 | 説明 |
|---|---|
| 緑ラベル(上)— High Pivot | 直近のスイング高値を表す |
| 赤ラベル(下)— Low Pivot | 直近のスイング安値を表す |
| ラベル内の数値 | ピボット価格 |
| カギ括弧(⌁)のような記号 | 高値/安値を視覚的に示す形状 |
| 複数のピボットが連続表示 | 市場構造をわかりやすく表示 |
| MTFピボット(上位足) | 上位足ピボットはより重要な節目として認識 |
⚙ パラメーター設定項目
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| Pivot Lookback(左の足数) | ピボット認定に必要な左側のローソク本数 |
| Pivot Right Bars(右の足数) | ピボット認定に必要な右側のローソク本数 |
| Pivot Strength | 転換点の強さ(=どれだけ重要な高値/安値か) |
| MTF Timeframe | 上位足を選択(例:1H, 4H, 1Dなど) |
| Show High Pivots | 高値ピボットを表示するか |
| Show Low Pivots | 安値ピボットを表示するか |
| Label Color High | 高値ラベルの色(デフォ:緑) |
| Label Color Low | 安値ラベルの色(デフォ:赤) |
| Label Size | ラベルの大きさ |
| Line Style / Label Shape | ラベル形状や線のスタイルを調整 |
| Alerts | ピボット確定時にアラート |
📈 ロジック概要
Pivot Points High Low MTF は以下のステップで動作します。
1️⃣ ピボット候補ポイントを検出
Pivot Lookback(例:5)の場合:
- 左に5本
- 右に5本
より高い(または低い)場合にピボット確定。
2️⃣ 価格のスイングポイント(山・谷)を認識
- 山(高値) → High Pivot
- 谷(安値) → Low Pivot
3️⃣ 必要に応じて上位足ピボットを取得
例:チャートが5分足、MTFを1時間にすると
→ 1時間足のピボットが5分足にプロットされる。
4️⃣ ピボットに価格ラベルを描画
緑ラベル:高値
赤ラベル:安値
あなたの画像のように、価格がそのまま表示される。
5️⃣ 市場構造を判断できるよう連続表示
HH, LH, HL, LL のパターンが視覚化される。
📊 ピボットの意味と用途
| ピボット種 | 意味 | 主な用途 |
|---|---|---|
| High Pivot(高値) | 抵抗・反転ポイント | 戻り売り・利確・逆張り |
| Low Pivot(安値) | 支持・反転ポイント | 押し目買い・利確・逆張り |
| 上位足ピボット | 重要節目 | トレンドの転換点 |
🧭 推奨の使い方
✅ 1. 市場構造(HH / HL / LH / LL)を認識する
例(あなたの画像):
- 高値が切り上がっている → 上昇トレンド
- 安値が切り下がっている → 下降トレンド
ピボットは市場構造を最も簡単に視覚化する方法。
✅ 2. 押し目買い / 戻り売りの起点として使う
- 安値ピボット → 押し目買い
- 高値ピボット → 戻り売り
特に EMAs や SuperTrend との併用で強力。
❗ 3. 上位足ピボットにタッチしたら反転に警戒
MTFピボットは極めて強い反応点となる。
❗ 4. SMC(市場構造)との相性が抜群
組み合わせ例:
- CHoCH
- OB(Order Block)
- FVG
- Trendlines
例:
高値ピボット+OB+FVG → 強力な戻り売りポイント
✅ 5. 損切りの位置決めに最適
ピボットの上(下)に置くことで論理的なSL設置が可能。
🧪 推奨設定例
| スタイル | 左/右足(Pivot) | MTF | 用途 |
|---|---|---|---|
| スキャル | 3/3 | 15m | 超短期の反応点の把握 |
| デイトレ(推奨) | 5/5 | 1H | 安全なピボット検出 |
| スイング | 10/10 | 4H〜1D | 重要節目のみに絞る |
| ICT系 | 3/2 | 1H | CHoCHとの相性が良い |
⚠ 注意点と補足
- ピボットは確定後に表示されるため「必ずしも初動に強い」とは限らない
- 強トレンド時はピボットを無視して価格が伸び続ける
- 設定値が小さすぎるとノイズが多くなる
- MTFピボットは強力だが数が多いとチャートがうるさくなる
- SMCやEMAと組み合わせることで精度が爆発的に上がる
📝 終わりに
「Pivot Points High Low Multi Time Frame」は、
市場構造を視覚化し、押し目・戻り売りの起点を正確に捉えるための最強ツールの1つ です。
- 高値/安値ラベルでサポレジが明確
- MTFピボットで重要節目がわかる
- SMCやEMAと相性抜群
- 損切り位置の根拠作りにも最適
特に、
“MTFピボット × CHoCH × OB”
は機能性が非常に高く、プロも使う鉄板セットアップです。

導入方法
1.上の「導入はこちら」からサイトにいく
2.下の画像の位置にある「このチャートを取得」をクリックする

3.これで導入完了です。
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