このインジケーターを評価する

🔍 概要

「FX Market Sessions」は、
東京・ロンドン・ニューヨークの主要FX市場セッションをチャート上に自動で可視化するインジケーター です。

各セッションの時間帯を色付きゾーンとして表示し、
そのセッションでのボラティリティ・平均値動き・現在の値動きの強さなどを表示します。

これにより：

• どの市場が現在主導しているか
• セッションごとのボラティリティの違い
• 取引が活発になる時間帯
• セッション重複時の強い値動き

を簡単に把握できます。

特に「ロンドン〜NY重複時間」は強いトレンドが発生しやすく、
時間を使ったトレード戦略との相性が抜群です。

---

🖥 表示内容と構成

あなたの画像の内容を基に整理すると以下の通り：

表示要素	説明
セッションゾーン（背景色）	東京（紫）ロンドン（青）ニューヨーク（オレンジ）など色ごとに時間帯を表示
セッション名ラベル	“Tokyo”“London”“New York” が各ゾーンの開始部分に表示
セッション枠線（点線）	セッションの開始・終了を明確に分離
ダイナミック更新	ローソク足の進行に合わせて現在のセッションを常時表示
セッション統計パネル（右上）	・現在の値幅（Cur） ・過去50期間の平均（Avg50） ・％比較

セッションの強さをリアルタイムで確認できる仕様です。

---

⚙ パラメーター設定項目

設定項目	内容
Show Tokyo Session	東京セッションON/OFF
Show London Session	ロンドンセッションON/OFF
Show New York Session	ニューヨークセッションON/OFF
Session Time Adjust	ブローカー時間に合わせて各セッションの時刻を補正
Color Settings	各市場ゾーンのカラーを自由に変更
Opacity（透明度）	ゾーンの背景濃淡を調整
Show Labels	セッション名ラベル表示切り替え
Show Statistics Panel	右上の統計パネル表示（Cur / Avg50 / %）
Line Style（枠線）	点線／実線など枠の見え方調整

---

📈 ロジック概要

「FX Market Session」は以下の仕組みで動作します。

---

1️⃣ 主要3市場の時間帯を定義

• 東京：アジア早朝〜昼
• ロンドン：欧州開始〜欧州午後
• NY：ニューヨーク開始〜終盤

ブローカー時間に合わせて自動補正。

---

2️⃣ 各セッションに該当するローソク足を抽出

足のタイムスタンプをもとに、
各セッションのゾーンを塗り分ける。

---

3️⃣ セッションの値幅（高値−安値）を計算

現在のセッション内で発生した値動きをリアルタイムで算出。

---

4️⃣ 過去50セッションの平均値を計算

ボラティリティの特徴を視覚化。

---

5️⃣ 現在値と平均値を比較

• 平均より大きい → 動意が強い
• 平均より弱い → 静かな相場

として統計パネルに反映。

---

📊 セッションの特徴と意味

セッション	特徴	トレーダー心理・戦略
東京（Tokyo）	値動きが最も静か	レンジ多め・逆張り有利
ロンドン（London）	1日の中で最も動く	トレンド発生・ブレイクが多い
NY（New York）	ロンドンとの重複で爆発的に動く	日中最大のトレンドが出やすい
重複時間（London × NY）	最強ボラ・フェイクも多い	大きなブレイクの起点

---

🧭 推奨の使い方

---

✅ 1. セッション別の戦略を使い分ける

• 東京時間 → レンジブレイク待ち
• ロンドン開始 → トレンド初動を狙う
• NY開始〜ロンドン重複 → 最も大きな動きに乗る

---

✅ 2. セッション統計（Cur / Avg50）で勢いを数値化

例：

• London Cur：120 pips
• London Avg50：70 pips

→ 平均の2倍近い勢い → トレンド継続の可能性大

---

✅ 3. ブレイクアウトとの併用

セッション切り替わりは
高確率でボラティリティ変化が起きるタイミング です。

特に：

✔ ロンドン開始
✔ NY開始
✔ ロンドン×NY重複

は“鉄板のエントリーチャンス”

---

❗ 4. キルゾーン（ICT）との相性が最強

• London Killzone
• NY Killzone（NYO）
• London Close

などの重要時間と組み合わせると、
精度が爆発的に上がります。

---

🧪 推奨設定例

スタイル	市場の表示	用途
スキャル	Tokyo, London, NY すべて	時間ごとの値動きを精密に把握
デイトレ（推奨）	London & New York	トレンドの中心時間を狙う
スイング	NY中心	大きな流れが出る時間帯を重点的に観察
ICT系	London × NY 重複強調	FVG / OBとの併用に最適

---

⚠ 注意点と補足

• セッション時間はブローカー時間に依存するため、必ず補正が必要
• 祝日やイベント日は平均ボラティリティが機能しないことがある
• 単体では売買シグナルは出ないため、構造分析と併用すべき
• レンジブレイク直前のセッション切替はフェイクに注意

---

📝 終わりに

「FX Market Sessions」は、
FXトレーダーなら必ず知っておくべき“時間の特性”を可視化するインジケーター です。

• トレンドがどこで生まれやすいか
• どの時間帯が最も稼ぎやすいか
• 相場の“活気”がどこにあるのか

を一目で判断でき、

特に
エントリーの時間帯を最適化したいトレーダー にとって非常に有用です。

導入方法

1.上の「導入はこちら」からサイトにいく
2.下の画像の位置にある「このチャートを取得」をクリックする

3.これで導入完了です。