🔍 概要
「QQE(Quantitative Qualitative Estimation)」は、
RSI をベースにした高度なモメンタム指標で、
トレンド転換ポイントの可視化と Buy/Sell シグナル抽出を目的としたインジケーターです。
RSI に ボラティリティフィルター(ATR)を適用して“滑らかにした判定ライン” を生成し、
クロスしたタイミングを売買シグナルとして表示します。
- RSIよりダマシが少ない
- ストキャス・MACDよりも反応が早い
- トレンド継続・反転をシンプルに判定
といった特徴があり、初心者〜プロまで幅広く利用されています。
🖥 表示内容と構成
| 表示要素 | 説明 |
|---|---|
| 紫ライン(Fast QQE) | 変動に敏感なモメンタムライン |
| 青ライン(Slow / Signal QQE) | ボラティリティで平滑化されたシグナルライン |
| Buy / Sell ラベル | ラインのクロスで発生する売買シグナル |
| 中心ライン(50基準) | トレンド強弱の分岐点 |
| 背景帯(オプション) | トレンド圧力の強弱ゾーン |
| オシレーター領域 | モメンタムの過熱・弱含みを視覚化 |
⚙ パラメーター設定項目
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| RSI Length | ベースとなる RSI の期間(標準:14) |
| Smoothing Factor | QQE の滑らかさを調整(値を上げると反応が遅く安定) |
| ATR Multiplier | Buy/Sell シグナル感度(大きいほどシグナルが減る) |
| QQE Mode | Fast / Slow の切り替え |
| Signal Cross Alerts | クロス時のアラート設定 |
| Buy/Sell Labels | ラベル表示の ON/OFF |
| Overbought / Oversold Levels | 70 / 30 など、過熱ゾーン設定 |
📈 ロジック概要
QQE は RSI + ATR の組み合わせで構成されています。
🧩 1️⃣ RSI を計算
通常の RSI を基準としてモメンタムを取得。
🔄 2️⃣ スムージング処理
RSI を複数段階で平滑化して“滑らかなモメンタムライン”を作成。
📏 3️⃣ ATR フィルター
ATR(平均真の変動幅)を利用して、
RSI の上下変動を“本物の勢いかどうか”でフィルタリング。
⚡ 4️⃣ Fast(紫)と Slow(青)ライン生成
Fast=敏感、
Slow=安定した判定ライン。
🚦 5️⃣ クロス条件でシグナル生成
- Fast が Slow を上抜け → Buy
- Fast が Slow を下抜け → Sell
これによりダマシを減らしたトレンド判定が可能。
📊 QQE の意味と読み方
| 状態 | 市場心理 |
|---|---|
| Fast > Slow(Buy) | モメンタムが加速し上昇トレンドへ |
| Fast < Slow(Sell) | 下落圧力が優勢に |
| 50ライン上 | 上昇トレンド・買い目線 |
| 50ライン下 | 下落トレンド・売り目線 |
| High Zone(70〜100) | 過熱・反落注意 |
| Low Zone(0〜30) | 売られすぎ・反発警戒 |
🧭 推奨の使い方
✅ 1. トレンド転換の初動を捉える(最も人気の使い方)
- Fast(紫)が Slow(青)を 上抜く → 上昇初動
- Fast が Slow を 下抜く → 下落初動
MACD より早く、RSIよりダマシが少ない。
✅ 2. トレンド継続の判定
Fast と Slow の両方が 50ライン上 → 買い継続
両方が 50ライン下 → 売り継続
✅ 3. ダイバージェンス検出(応用)
QQE と価格の動きが逆行するとトレンド転換の予兆。
✅ 4. 他のインジと併用して精度アップ
特に相性が良い:
- MACD
- EMA(トレンド方向確認)
- VWAP
- Order block / Liquidity 系
- RSI / Stoch RSI
単独でも機能するが、
構造分析と組み合わせると最強。
🧪 推奨設定例
| スタイル | RSI Length | Smoothing | ATR | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| スキャルピング | 14 | 2 | 1.5 | クロスが早く出る |
| デイトレード | 14 | 5 | 3.0 | ダマシを減らし安定 |
| スイング | 21 | 8 | 4.0 | 大きな流れ重視 |
⚠ 注意点と補足
- “クロスしただけ”でエントリーするとダマシ増加
- 強トレンドではオシレーター系のSell/Buyは逆行しがち
- レンジではシグナルが多発し信用度が下がる
- 50ラインの上下判定が極めて重要
👉 構造(HH/HL/LH/LL)と組み合わせることで精度が段違いに上がる
📝 終わりに
「QQE」は RSI の弱点(ノイズ・判定の遅れ)を補い、
より実践的なモメンタム分析を可能にした優秀なインジケーターです。
- 初心者でも使いやすく
- 上級者は構造・SMC・EMA などで根拠を重ねて利用し
- トレンド初動を視覚的に把握できる
どのスタイルでも活躍する万能ツールといえます。
💡 まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な機能 | RSI+ATRで作る高度なモメンタム分析 |
| 表示要素 | Fast/Slow の2ライン+売買シグナル |
| 活用目的 | トレンド初動・転換・勢いの可視化 |
| 推奨時間足 | 5分〜4時間 |
| 対応市場 | FX・株式・仮想通貨 |

導入方法
1.上の「導入はこちら」からサイトにいく
2.下の画像の位置にある「このチャートを取得」をクリックする

3.これで導入完了です。
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