このインジケーターを評価する

🔍 概要

「Divergence for many indicator v3」は、
**価格とオシレーター系指標との乖離（ダイバージェンス）**を自動検出してくれるインジケーターです。

RSI・MACD・Stochastic・CCI・Momentumなど、複数のオシレーターに対応しており、
それぞれの指標で発生した強気・弱気のダイバージェンスをリアルタイムにチャート上へ表示します。

これにより、トレンド転換の初動を視覚的に察知できる強力なツールとなっています。

---

🖥 表示内容と構成

表示要素	意味・解釈
🟩 緑の数字（上矢印）	強気（Bullish）ダイバージェンス。価格が安値更新してもオシレーターが上昇 → 反発の可能性。
🟥 赤の数字（下矢印）	弱気（Bearish）ダイバージェンス。価格が高値更新してもオシレーターが下降 → 下落の可能性。
🔢 数字（1, 2, 3…）	使用中のオシレーターを識別する番号。複数インジケーターで同時発生した場合、番号が重なって表示。
📈 ライン（緑 or 赤の斜線）	価格とオシレーターの間の乖離を視覚的に結んだ線。パターンの強度を確認できる。

---

⚙ パラメーター設定項目

設定項目	内容・説明
Select Indicator	使用するオシレーターを選択（RSI、MACD、CCI、Momentum、Stochなど多数対応）。
Lookback Bars	過去バーを遡ってダイバージェンスを検出する期間。値が大きいほど広範囲を探索。
Show Regular Divergence	通常のダイバージェンスを表示（反転シグナル）。
Show Hidden Divergence	隠れダイバージェンスを表示（トレンド継続シグナル）。
Indicator Length	オシレーターの計算期間。感度を調整可能。
Confirm with Close	ローソク足の終値で確定してからシグナルを出す（フェイク防止）。
Show Labels	ダイバージェンスの番号（ラベル）を表示／非表示。
Color Settings	強気／弱気の配色カスタマイズ。

---

📈 推奨の使い方

✅ 1. ダイバージェンスの基本理解

種類	条件	シグナルの意味
🟩 強気ダイバージェンス	価格が安値更新、オシレーターが安値切り上げ	反発上昇の可能性（Buyシグナル）
🟥 弱気ダイバージェンス	価格が高値更新、オシレーターが高値切り下げ	反落下落の可能性（Sellシグナル）
🟢 強気隠れダイバージェンス	価格が安値切り上げ、オシレーターが安値更新	上昇トレンド継続のサイン
🔴 弱気隠れダイバージェンス	価格が高値切り下げ、オシレーターが高値更新	下降トレンド継続のサイン

💡 通常ダイバージェンス＝反転予兆
隠れダイバージェンス＝トレンド継続の予兆

---

✅ 2. 複数インジケーターの組み合わせ確認

本インジケーターの最大の強みは、
RSI、MACD、CCI、Momentum、Stochなど複数のオシレーターを同時に監視できる点です。

• 番号「1」「2」「3」などが重なって表示された場合、
  → 複数指標が同時に乖離を検出しており、信頼度が高いダイバージェンス。

特に「RSI＋MACD＋CCI」で同時発生したシグナルは、反転の根拠として非常に強力です。

---

✅ 3. エントリー戦略例

シグナル	エントリー例	利確・損切り例
🟩 強気ダイバージェンス	ローソク足の確定後にロング	直近安値下にストップ／次の抵抗帯で利確
🟥 弱気ダイバージェンス	ローソク足の確定後にショート	直近高値上にストップ／サポートラインで利確
🟢 隠れ強気	押し目買い戦略に活用	上昇トレンドフォロー型エントリー
🔴 隠れ弱気	戻り売り戦略に活用	下降トレンドフォロー型エントリー

---

✅ 4. 他インジケーターとの併用

組み合わせ	効果
Trendライン or Moving Average	ダイバージェンス発生後の方向確認。
Volume Profile / OBV	出来高が伴う乖離は信頼度アップ。
FVG / Order Block	ICT系インジと併用して、反転の起点ゾーン特定に有効。
SuperTrend / PMax	トレンド転換シグナルのダブル確認。

---

⚠ 注意点と補足

• ダイバージェンスは反転確定ではなく、転換の可能性を示唆するサインです。
• 価格が強いトレンド状態（例：高ボラティリティ相場）の場合、
  ダイバージェンスが発生してもそのままトレンドが継続することもあります。
• 複数インジケーターで一致したときのみ、優位性が高いと考えてください。
• 隠れダイバージェンスは反転ではなく、トレンド継続の根拠として活用。

---

🧪 推奨設定例

用途	使用インジケーター	時間足	特徴
スキャルピング	RSI + CCI	5分〜15分足	反転初動を素早くキャッチ。
デイトレード	MACD + RSI + Momentum	30分〜1時間足	トレンド転換点を中期で狙う。
スイングトレード	RSI + Stochastic + MACD	4時間〜日足	高確率の転換パターンを重視。

---

📝 終わりに

「Divergence for many indicator v3」は、
価格とインジケーターの乖離を多角的に分析し、転換シグナルを見逃さないためのオールインワンツールです。

複数のオシレーターを同時解析できるため、
「単一指標では信頼できない」という課題を解消し、
より高精度なトレンド転換ポイントを抽出することが可能です。

Smart Money系分析（OB／FVG／Liquidity）とも相性がよく、
ダイバージェンス検出後の構造転換と組み合わせることで、非常に再現性の高い戦略が構築できます。

---

💡 まとめ

項目	内容
主な機能	RSI・MACD・CCIなどの乖離（ダイバージェンス）検出
表示要素	Bullish / Bearish Divergence、隠れダイバージェンス
活用目的	トレンド転換・押し目／戻り売りの判断補助
推奨時間足	15分〜4時間足
対応市場	FX・株式・仮想通貨すべて対応

導入方法

1.上の「導入はこちら」からサイトにいく
2.下の画像の位置にある「このチャートを取得」をクリックする

3.これで導入完了です。