🔍 概要
「Sessions [LuxAlgo]」は、
主要な世界市場(セッション)の時間帯をチャート上に自動表示するツールです。
主に以下の4大市場を色分けして表示し、
それぞれの取引時間帯における**ボラティリティの変化や重複時間帯(重なりセッション)**を視覚的に把握できます。
これにより、トレーダーは「どの時間帯に価格が動きやすいか」「市場の主導権がどこにあるか」を
即座に判断することができます。
🕓 対応セッション
| 市場(セッション) | 表示色 | 取引時間(日本時間) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Sydney(シドニー) | 🟡 黄色 | 午前7時〜午後4時 | アジア市場の序盤。値動きは穏やか。 |
| Tokyo(東京) | 🟣 紫 | 午前9時〜午後6時 | アジア時間のメイン。USD/JPY・AUD/JPYなど活発。 |
| London(ロンドン) | 🔵 青 | 午後4時〜翌午前1時 | 欧州勢主導。FX市場で最も流動性が高い。 |
| New York(ニューヨーク) | 🔴 赤 | 午後9時〜翌午前6時 | 米国勢参入。ロンドンとの重複時間に大きな値動きが出やすい。 |
💡 セッションの重複(例:ロンドン×ニューヨーク)はボラティリティ最大の時間帯です。
価格のブレイク・反転・トレンド開始が最も起きやすいゾーンです。
🖥 表示内容と構成
| 表示要素 | 説明 |
|---|---|
| 🟨🟣🔵🔴 カラーボックス | 各市場の稼働時間を背景として表示。重複部分は色が重なって濃く表示される。 |
| 🕐 セッション名ラベル | 各ボックスの上部に市場名(Sydney / Tokyo / London / New York)が表示される。 |
| 📅 日付ライン(垂直線) | 1日の区切りを表示。曜日(Monday〜Friday)を明示。 |
| ⚙ セッション重複表示 | 同時稼働時間帯を色の重なりで直感的に可視化。 |
⚙ パラメーター設定項目
| 設定項目 | 内容・説明 |
|---|---|
| Show Sessions | 各セッション(Sydney / Tokyo / London / New York)の表示ON/OFF。 |
| Session Time Offset | タイムゾーンの調整。GMT基準またはローカル時間に合わせる。 |
| Box Transparency | セッションボックスの透明度を調整。重なりを強調したい場合は透明度を上げる。 |
| Show Labels | セッション名(ラベル)を表示/非表示。 |
| Highlight Overlaps | 重複セッションを強調表示。ボラティリティ集中時間帯の可視化に便利。 |
| Background Fill Mode | 背景を塗りつぶし(デフォルト)または枠線表示に切替可能。 |
📈 推奨の使い方
✅ 1. トレード時間の選定
- 各市場の特徴を理解し、自分の戦略に合った時間帯で取引することが重要です。
| タイプ | 最適なセッション | 理由 |
|---|---|---|
| スキャルピング | ロンドン〜ニューヨーク重複時間(21時〜1時) | 値動きが大きく短期チャンスが多い。 |
| デイトレード | 東京またはロンドンセッション | トレンド形成が分かりやすく、比較的安定。 |
| スイングトレード | すべてのセッションを俯瞰 | トレンド発生時間の傾向分析に利用。 |
✅ 2. セッション重複の活用
重複時間帯は、取引量とボラティリティが最大化する時間です。
例:
- ロンドン × ニューヨーク(日本時間 21時〜1時) → トレンド発生率が高い。
- 東京 × ロンドン(日本時間 16時〜18時) → 欧州勢参入直後の転換点が出やすい。
特に「重要経済指標」や「FOMC」などもこの時間帯に集中するため、
セッション重複ゾーンは相場の転換を見極める最重要タイミングとなります。
✅ 3. セッションごとの値動き傾向を分析
チャートを振り返りながら以下を確認することで、
市場ごとの癖(例:東京はレンジ、NYはブレイクなど)を把握可能。
| 市場 | 傾向 |
|---|---|
| Sydney | 薄商い・小幅な値動き |
| Tokyo | アジア通貨が主導。レンジ形成が多い。 |
| London | トレンド形成・反転が多発。 |
| New York | ロンドンの動きを引き継ぐ or 利確で反転。 |
⚠ 注意点と補足
- 夏時間(DST)期間は各セッションの開始・終了時間が1時間前後ずれるため、
タイムゾーン設定を「Auto」または「手動調整」で確認すること。 - 土日や祝日はセッションが正常に表示されない場合があります。
- インジケーター自体は値動きを示さないため、
トレンド系・ボリューム系インジケーターと組み合わせて使用するのが効果的です。
🧪 推奨設定例
| 用途 | 対応時間足 | 設定例 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| スキャルピング | 5〜15分足 | 透明度40 / Highlight Overlaps ON | 活発時間帯を視覚化しやすい。 |
| デイトレード | 30分〜1時間足 | ラベルON / 塗りつぶし表示 | 日中の市場流れを俯瞰。 |
| スイングトレード | 4時間足〜日足 | ラベルOFF / 枠線モード | 週全体の市場リズムを把握。 |
📝 終わりに
「Sessions [LuxAlgo]」は、
グローバル市場の動きを俯瞰し、トレードの“時間軸優位性”を理解するためのツールです。
特にFXトレーダーにとっては、
「どの時間帯にどの通貨ペアが最も動くか」を把握することで、
エントリー精度・効率が大きく向上します。
また、他のLuxAlgo系インジケーター(例:Order Blocks, ICT Conceptsなど)と組み合わせることで、
時間帯ごとの戦略構築にも応用可能です。
💡 まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な機能 | 世界4大市場の取引時間を自動表示 |
| 表示要素 | Sydney, Tokyo, London, New York 各セッション |
| 活用目的 | ボラティリティ変化・重複時間帯の分析 |
| 推奨時間足 | 15分〜4時間足 |
| 対応市場 | FX・株式・仮想通貨・コモディティなど |

導入方法
1.上の「導入はこちら」からサイトにいく
2.下の画像の位置にある「このチャートを取得」をクリックする

3.これで導入完了です。
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