
まずはこちらをご覧ください。


このデータは今回ご紹介させていただくロジックの検証結果となっているのですが、これを見ていただけるとわかるように、右肩上がりに利益が伸びていくようなロジックとなっています。
このデータにより詳しく知りたい方は次も読んでみてください。
今回のロジック検証
今回検証させていただいたのはTradingviewに掲載されている「Double MACD Buy and Sell」「Powertrend – Volume Range Filter Strategy」を活用したロジックとなっています。
こちらのインジケーターを活用することで相場の流れに沿ったトレードを行うことができ、安定した利益を実現させることができます。
さらにはトレンドフォロー型のインジケーターとなっているので、シンプルでわかりやすく、初心者にも扱いやすいロジックとなっています。
インジケーター解説
◆Double MACD Buy and Sell

「Double MACD Buy and Sell」は、2つのMACD(移動平均収束拡散)を組み合わせることで、トレンド転換とダイバージェンス(勢いのズレ)を同時に検出できるインジケーターです。
一般的なMACDよりも反応速度と安定性のバランスが良く、
- トレンド方向の確認(クロス判定)
- 反転シグナルの可視化(買い・売りサイン表示)
の両方を明確にしてくれます。
チャート上では、MACDのヒストグラムが黄色、シグナル線が赤で表示され、
背景の赤・灰色ゾーンで「買い圧/売り圧の強弱」を直感的に把握できます。
また、オプション設定では「ダイバージェンス検出」や「チョピネス(相場の安定度)判定」などを追加でき、トレンド相場・レンジ相場を見極めながらエントリー精度を高めることが可能です。
Double MACD Buy and Sell
→https://jp.tradingview.com/v/5cV2hGJk/
◆Expanded Cloud [LuxAlgo]

「Expanded Cloud [LuxAlgo]」は、価格の動きに合わせて自動で広がる“クラウド型トレンド検出インジケーター”です。
有名なDonchian Channel(ドンチャンチャネル)**をベースに、トレンドの強さを視覚的に示す拡張機能を追加した設計になっています。
チャート上には、価格を包み込むようなクラウド(帯)が描かれ、
- クラウドが価格の下にあると上昇トレンド
- 価格の上にあると下降トレンド
を示します。
また、クラウドの幅が広いほどトレンドが強く、狭いほど勢いが弱いことを意味し、
トレンドの持続性や反転のタイミングを直感的に判断することができます。
さらに、クラウドの拡張率(Expansion %)を調整することで、短期トレンドから長期トレンドまで柔軟に分析可能。
トレーリングストップとしても利用できるため、トレンドフォロー+リスク管理の両面で活用できる強力なツールです。
Expanded Cloud [LuxAlgo]
→https://jp.tradingview.com/v/eUTSLFqz/
ロジック解説
条件1:エントリー方向に対してシグナルが出ていることを確認する
◆Sellの場合

◆Buyの場合

二つのインジケーターが同じ方向(Buyの場合は青と緑、Sellの場合は赤と赤)を向いている時がエントリー条件となっています。
(サブウィンドウのインジケーターに関してはシグナルは同時に表示されていなくても方向があっていればOK)
条件2:損切りは直近の高値or安値の少し離れた箇所に設定する

エントリーポイントの少し前に高値or安値をつけたポイントから5pipsほど離したポイントに損切りラインを設定します。
条件3:利確ラインはリスクリワード比が2になるように設定する

損切りラインを設定したらその数値を基準に利確ラインをリスクリワード比が2になるように設定します。
これらの条件を満たしたタイミングでエントリーを行います。
検証結果
これらの条件の元でエントリーを行った結果このような結果になりました。
これは1ヶ月間のデータを記載したものとなっており、具体的にどのポイントでエントリーを行ったのかを知りたい方はご覧になっていただければと思います。
これらのデータをまとめた結果はこのようになっています。

このように今回のロジックでエントリーを行うとエントリー回数も多く、勝率も54%、平均損失も25pipsほどとなっており、利益も損失の約3倍ほどになっています。
さらにはプロフィットファクターの数値も2.44と通常であれば2くらいの数値になっていれば優秀と言われている数値を上回っています。
まとめ
これらのことを踏まえたうえで今回のロジックを評価すると、非常に優秀なロジックであるといえると思います。
ただ少し注意してもらいたいことがあり、それは今回検証させていただいたデータは1ヶ月分のみとなっており、1ヶ月だけであれば相場の状況によってたまたまいい結果になってしまった場合があります。
さらには検証作業を行っていく中でいくつか改善した方がいいポイントがあり、それらを改善することでより効率的にロジックを運用することができるようになります。
なので、もしこのロジックのことについてさらに詳しく知って、これらずっと効率よく取引を行っていきたいと思われている方は続きをご覧になってみてください。