FX を行う際に、分析方向どうしてテクニカル分析とファンダメンタルズ分析というものがあります。
この分析方法は、 相場の未来を読むために必要な分析とされており、多くのトレーダーたちがこの分析方法を行っています。
ですが、ネットなどを見ていると、
「この分析方法は必要ないのではないか?」
「分析を行ったとしてもあまり意味がないのではないか?」
といったようなことが書かれている時があります。
今回は、このテクニカル分析とファンダメンタルズ分析が本当に必要なのかについてお伝えできればと思っております。
テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析とは?
この二つのご説明をさせていただく前に、この二つがどのようなものかについてご説明させていただければと思っております。
始めに、テクニカル分析とはどういうものかと言いますと、過去の値動きをチャートで表して、そこからトレンドやバターなどを把握し、 今後の値動きを予想するような分析方法のことをいます。
主にこの分析方法は短期取引において利用されることが多く、 スキャルピングやデイトレードなどを行う際に利用されることがあります。
次にファンダメンタルズ分析とはどういうものかと言いますと、 社会全体の動きから今後相場がどのようになるのかということを予想する分析方法のことを言います。
主に長期取引で利用されることが多く、スイングトレードやポジショントレードなどに活用されます。
これら二つは相場の値動きを予想する上で必要なものではあるのですが、ある理由からあまり必要ではないのではないかとネットではささやかれています。
その理由について次にご説明させて頂ければと思っております。
なぜ不要なのか?
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析はともに相場を分析する上では必要とされています。
ですが、相場の本質を見て頂きたいのですが、相場は世界中の人や企業によって動かされています。
不特定多数の人たちによって動かされているということは、人によっても考え方が違いまし、企業によっても考え方が違います。
その中で特定の動きだけを予想して取引を行うというのは不可能に近いです。
もし完璧に相場を予想することができ、取引で常に勝ち続けている人がいるのであれば、現在の相場は成り立っていないと思います。
相場には絶対的なルールがあり、誰かが利益をあげると誰かが損失をします。
これがあるからこそ相場というものは成り立っています。
もし仮に、世界中の人たちが相場を読むことができ誰でも勝てるような環境ができてしまうと、この関係性が崩れてしまい為替市場自体が崩壊してしまいます。
現段階でそのようになっていないということは、買っているトレーダーもいれば負けているトレーダーもいるということが言えます。
このような相場であるからこそ、この二つの分析方法は必要ではないとされることがあります。
テクニカル分析は、基本的に過去の相場から分析をしてチャートの特徴や傾向から今後の相場を読んでいくのですが、過去に起きた事例が今後全く同じ形で起きることは絶対にありません。
ファンダメンタルズ分析は、国の政策や方針から予想することが多いのですが、国も未来が読めているわけではないので、突然何かしらのトラブルがあったり、国を揺るがすような問題があると、この政策や方針もすぐに変わってしまいます。
このような理由から、この二つの分析は必要ないのではないかとされることがあるのですが、世界中には投資において利益を上げている人たちがいることは事実です。
ではこの人たちは一体何をしているのかについて次に書いていこうと思います。
なぜ投資で利益を上げることができるのか?
上記のような考え方であれば、相場は不規則で読むことができず、投資したとしても勝つか負けるかはわからないはずなのに、世界には収益を上げている人たちがいます。
この人たちが一体何をしているのかといいますと、これは相場の本質ではなく投資の本質が関係しています。
もし仮に、相場がコイントスのような勝率が50%のものであれば、不規則な動きをする相場において、 利益を上げることは難しいでしょう。
ですが、投資はポジションを保有することができ、自分の有利になる状態まで持ち続けることができます。
なので最初に自分の不利な方向に相場が進んでいたとしても、ずっとポジションを保有し続ければいつか戻ってくることがあります。
このような考え方を投資では行うことができるので、収益を上げることができるトレーダーがいます。
なのでよく言われるのが、資金が無限にあれば投資で絶対に勝つことができると言われています。
簡単なイメージとしては、マーチンゲール法やナンピンなどを資金の上限関係なしに永遠に繰り返すイメージを持って頂ければ分かりやすいと思います。
ですので、投資で収益を上げているということと、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析が必要っていうことはイコールではないということが言えます。
では、本当にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析は意味がないのかについて次に書いていこうと思います。
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析は必要なのか?
いろいろと書かせていただきましたが、では結局のところをテクニカル分析とファンダメンタルズ分析は不要なものかと言いますと決してそうではありません。
それは何故かと言いますと、 相場は人間が動かしているからです。
もし仮に、相場が完全にランダムで機械的に値動きが行われているのであれば、この二つの分析方法は必要ないでしょう。
ですが、人間が動かしている以上、人間特有の癖や特徴などが相場の中に反映されることがあり、その部分を見抜く上では必要になってくる知識だと思います。
例えば、大きなトレンドが発生したとします。
大きなトレンドが発生した後、多くのトレーダー達はどのように考えるのかと言いますと
「そろそろトレンドが終わるのではないか?」
という風に考えると思います。
このように考えた人たちが、「もっとトレンドが続くんじゃないか?」という人たちよりも上回った時に、相場というのは反転します。
また別の例として、国の政策金利が発表されて、金利が上昇するとなった時に多くのトレーダーたちは
「通貨の価値が上がる」
といったように考えると思います。
通貨の価値が上がるとなればその通貨に対して投票する人が増え、理論上はトレンドが発生します。
こういった形で、二つの分析方法は、ある特定の場面においては非常に有効な手段です。
なので全ての場面においてテクニカル分析やファンダメンタルズ分析が利用できるかと言われればそうではないのですが、ある特定の条件を満たした場合においてはこの二つの分析方法は非常に有効な方法であると言えるでしょう。
最後に
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析についていろいろと書かせていただきましたが、結論から言いますと、知っていて損はない知識だと思います。
投資で一番勝つことができる方法は「資金力があること」なのですが、多くの人たちが資金力があるわけではありません。
では、資金力がない人が投資で利益を上げることができないのかといわれるとそうではありません。
このような特徴的なポイントに対して的確にエントリーを行うことで収益を上げることは十分に可能です。
テクニカル分析やファンダメンタルズ分析は相場の中の無駄な部分をなくし、収益チャンスとなる部分を見つけ出す上で非常に有効的な手段であると思いますので、 ぜひマスターしてくださいね!
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