世の中には様々な種類のインジケーターが存在しています 。
数あるインジケーターの中から自分に合ったものを選択しそれをロジックの中に取り入れることで取引を行っています
ですが多くのトレーダーたちがインジケーターを活用しきれていない状況にあります
その理由としてあるのがインジケーターの数が多く、本質を理解してせずに利用している方が多いためにこのような現状になっております
ここでは年間700以上のインジケーターを見てきたプロがインジケーターの活用法についてご説明させていただければと思っております。
インジケーターの事前知識
インジケーターの活用法をご説明させていただく前にインジケーターの基礎的な知識について少し書かせていただければと思っております。
基礎的な知識を知らずに応用的なことをやろうと思ってもなかなかうまくいかないことが多いので是非知識として持っていただければと思っております。
まず始めに、インジケーターというものがどういうものかご存知でしょうか?
インジケーターは 証券会社が提供しているチャートと呼ばれるようなものに搭載されている相場を分析するためのツールのことを言います。
基本的にインジケーターは証券会社が提供するチャートに搭載されており、その中からご自身のロジックにあったインジケーターを選択して利用するといったような流れとなっております。
代表的なインジケーターとしましては移動平均線、ボリンジャーバンド、 MACD などが挙げられます。
多くのトレーダーはこのようなインジケーターを活用して取引を行っているのですが実はこのインジケーター以外にも便利なインジケーターは存在しております。
それはカスタムインジケーターと呼ばれるもので、カスタムインジケーターはインジケーターを改造したようなものとなっており、例えば、移動平均線の線がクロスするタイミングでアラート機能をつけたり、ボリンジャーバンドに価格が触れた時に対してアラート機能をつけたりといったような形で通常のインジケーターをさらに便利にしたようなものがこのようなものになっております。
他にも文字や記号でトレーナーに相場の情報を伝えてくれたり、複数の時間足をひとつの時間足にまとめて表示することができたりと、標準に搭載されているインジケーターではできないようなことをカスタムインジケーターでは行うことができます。
ですので、まず初めに事前知識としてインジケーターには、 証券会社が提供しているインジケーターにプラスしてカスタムインジケーターと呼ばれるようなものがあるということをおぼえていただければと思っております。
インジケーターの計算方法
インジケーターを利用する際によく勘違いされてる方がいらっしゃるのですが、例えばパラボリック SAR のようなインジケーターを活用する時に相場の傾向が切り替わったら自動的に表示されると思っておられる方がいらっしゃると思います。
この考え方は間違いではないのですが、正確に言いますと傾向が切り替わったからインジケーターが切り替わったのではなく、ローソク足がある一定の水準を超えたからインジケーターが切り替わったのです。
ですので、相場のローソク足に大きな乱れがあった際にそのローソク足をデータとして取り込み計算して表示するので、傾向が切り替わっていない状態でも傾向が切り替わったと判断して表示されることがあります。
このように表示されたインジケーターを頼りにトレードを行ってしまうと大きな損失に繋がってしまいます。
これはパラボリック SAR に限ったことではなくインジケーター全体に言えることであってインジケーターは基本的に相場の過去のデータをもとにチャートに表示するような仕様になっているので、過去のデータが見られてしまうとインジケーター自体も乱れてしまうことになります。
このインジケーターの計算方法を知らずに利用してしまうと、傾向が切り替わっていないにもかかわらず傾向が切り替わったと判断されたり、エントリーポイントの示唆が出たと言ってエントリーを行ったとしてもそこはエントリーポイントではなかったということがあります。
ですのでまずインジケーターを利用したいとお考えになっている方は、利用するインジケーターがどのような計算方法によって表示されているのかを一度確認しておく必要があります。
インジケーター活用法
少し前置きが長くなりましたがインジケーターの活用法について書いていこうと思います。
まずはインジケーターの誤解を解きたいと思います。
インジケーターは基本的にある分野に特化していて、その分野を極めたようなイメージだと思っていただければと思っております。
例えば、プロゴルファーであればゴルフを極めている、サッカー選手であればサッカーを極めているといったイメージを持っていただけると分かりやすいと思います。
そのようなものがインジケーターなのですが、多くのトレーダーがひとつのインジケーターに対して複数の役割を与えてしまっています。
例えば パラボリック SAR を傾向の切り替わるタイミングをとらえるものだけではなくてエントリーポイントの示唆に利用したり、ボリンジャーバンドを 相場の流れを見るものではなく線にタッチしたからといって逆張りのエントリーをしかけるといったような活用の仕方をしている人がいます。
このような活用の仕方をしてしまうと、本来インジケーターが持っている性能とは別の性能になってしまうので誤差が生じてしまいます。
この誤差がトレードにおいては非常に大きくスキャルピングなどの短期エントリーを行う方にとっては致命的なミスとなることがあります。
このようにインジケーターは一つの事に特化しているだけであって他のことは考えられていません。
そのインジケーターに対して複数の役割を持たせるということはトレードに誤差を生み出します。
ですので、まず考えとしてもっていただきたいのは、インジケーターにはそのインジケーターの役割があってそれ以上のことはできないということを理解しておく必要があります。
それを踏まえた上でインジケーターを活用することで大きくトレードが変化します。
例えば、パラボリック SAR にプラスしてエントリーポイントの示唆を行ってくれるサイン系のインジケーターを組み合わせて活用することで、パラボリック SAR の傾向分析にプラスして サイン型のエントリーポイントを組み合わせることができるので互いの精度を高めることができます。
ボリンジャーバンドを活用するのであれば、ボリンジャーバンドの相場の流れを把握するに加えて移動平均線などの相場の平均値を出してくれるインジケーターを合わせることでより正確に傾向分析を行うことができます。
こういった形でインジケーターは一つでは一つの役割しか行うことができないのですが、ひとつの弱点に対してその弱点に特化したインジケーターを組み合わせることで互いの性能を高めて利用することができます。
このような考え方を持った上でインジケーターを活用することでトレードの質を大きく変化させることができます。
最後に
よくインジケーターに可能性を求めている人がいるのですが、インジケーターは基本的にはその与えられた役割しか行うことができずそれ以外のことは何もできません。
なのでよくインジケーターを組み合わせてエントリーポイントを見つけるといったような形でインジケーターを利用している方がおられるのですが、このようなやり方を続けているといつか相場に変化が出た時に対応することができなくなってしまいます。
そのような事にならないためにもご自身のロジックにあったインジケーターを そのロジック専用に作っていくということが非常に大切になってきます。
そうすることで相場が時代とともに変化したとしても多少の変更によってすぐにその時代の相場に対応することができます。
これを一度確立することができれば一生利用することができるようなインジケーターというものを生み出すことができると思いますのでぜひ参考にしていただければと思っております。
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