あなたは投資で利用される「インジケーター」というものをご存知ですか?
「なにそれ?? おいしいの??」
なんて考えた方は、もしかすると投資でかなり損をしている可能性があります。
インジケーターは、株式投資、FX、仮想通貨、CFD、BOなど、相場という概念があるものには、必ずと言っていいほど搭載されています。
投資をするうえで利用することが義務ではないのですが、利用した方がはるかに投資を「楽」かつ「精度の高いもの」にしてくれます。
そんなインジケーターという便利なツールについてお伝えできればと思います。
インジケーターとは?
インジケーターとは、FXや金融取引でテクニカル分析に使うテクニカル指標のことです。
簡単にいいますと、一見不規則に見える相場を見やすくしたり、相場の情報を手に入れることができるアイテムみたいなものだと思っていただければと思います。
インジケーターなしの場合
インジケーターありの場合
上の写真はインジケーターなしの時とありの時のものなのですが、インジケーターなしでは、相場が不規則に動いているようにしか見えないけれど、インジケーターありの場合では、相場がどのように動いているのかが見やすくなったと思いませんか?
このように、インジケーターを表示することで、不規則に動いている相場に規則性をつけることができ、投資を行いやすくしてくれます。
上の写真では一つのインジケーターしか表示していませんが、本格的にトレードされている方であれば下のような形になっている方もいます。
インジケーターはあくまでも、画面上に表示しているようなものの総称のことで、一つ一つには別の名前があります。
トレーダーたちは、数あるインジケーターの中から自分に合ったインジケーターを選択し、投資を行っています。
代表的なインジケーター
インジケーターの中で有名なものをいくつかご紹介させていただこうと思います。
移動平均線
移動平均線は、一定期間の平均価格を線でつなぎ、ジグザグした値動きのブレを慣らして価格トレンドの方向や強さを見るためテクニカル指標のことを言います。
このインジケーターは主に、相場全体の傾向がどのようになっているのかを確認したり、何本も線を表示して、パーフェクトオーダーやゴールデンクロス、デッドクロスなどを活用したエントリーなどにも利用され、世界中でこよなく愛されています。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、相場の振れ幅を一定期間の価格データから測定し、価格の変動範囲を予測してチャート上に表示するテクニカル指標のことを言います。
このインジケーターは主に、相場の乱れや流れ、あとは利確、損切りのタイミングにも利用されます。
ボリンジャーバンドは数値によって性能が変化し、2σと呼ばれる数値設定であれば約95%の確率で相場が二つの線の間に価格が収まるといわれていて、3σと呼ばれる数値設定であれば約99%の確率で二つの線の間に価格が収まるとされており、必要性に応じて変化させて利用を変化させるのもこのインジケーターの特徴です。
パラボリックSAR
パラボリックとは、相場のトレンド転換点を計るトレンド追随型のテクニカル指標のことを言います。
ローソク足の上下に表示され、相場の傾向が切り替わったタイミングを明確に見ることができます。
トレンドの転換点を表示してくれるので、ある程度のエントリータイミングとしても利用することができます。
RSI
RSIとは、直近の一定期間において終値ベースで上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのか計測しようとする指標のことです。
この指標を利用することで、現在の相場が買われすぎにあるか売られすぎにあるかを判断することができ、相場の状態分析を行う上では優秀な性能を誇っています。
MACD
MACDとは、2本の移動平均線を用いることで、相場の周期とタイミングを捉える指標のことです。
このインジケーターは主にトレンドの方向性や相場の状態などを把握するときに利用され、移動平均線よりも正確な分析を行うことできるとしてでも有名です。
他にも、傾向の傾向の切り替わるタイミングや買われすぎ、売られすぎの分析、ある程度のエントリーポイントの示唆まで行ってくれるので、とても便利なインジケーターです。
これらのインジケーターはあくまでも一部なのですが、世界中のトレーダーたちに愛されているインジケーターですので、今後とトレードを行っていくのであれば覚えておいて損はないでしょう。
インジケーターの種類
上記でも少し書かせていただきましたが、インジケーターというのはあくまで数あるツールの総称です。
一度当サイトのインジケーターを見てもらえばわかるのですが、数えきれないほど存在しています。
インジケーターガレッジ
「こんなにインジケーターって必要??」
と思われるくらいインジケーターは存在していて、トレーダーはこれらの無数に存在するインジケーターから選択し、自分のトレードに組み込んでいます。
ですが、インジケーターを一つ一つで見ると、無数に存在するのですが、インジケーターをカテゴリー別にみると、実は2種類しか存在していません。
それは
・トレンド系インジケーター
・オシレーター系インジケーター
の2種類だけです。
トレンド系インジケーター
トレンド系インジケーターは主にメイン画面上に表示されることが多く、、相場の流れや強さを判断するときに利用されます。
代表的なインジケーターとしてあるのが、移動平均線や一目均衡表などがあります。
この系のインジケーターは、チャートの上に表示することができることもあり、利確や損切りの基準としてインジケーターを利用したり、トレンド相場やレンジ相場を見抜く上で利用されたりと、多くのトレーダーに愛されています。
オシレーター系インジケーター
オシレーター系は主にサブウィンドウと呼ばれるローソク足が表示されている下の方に表示されるものが多く、相場が今どのような状態にあるのかを判断するときに利用されます。
代表的なインジケーターとしてあるのが、MACDやRSIなどがあります。
この系は主に相場が買われすぎているか売られすぎているかを判断できるものが多く、相場の反発しやすいポイントや相場がどっちに向かいやすいかなどを見抜くことができます。
基本的にはこの2種類のインジケーターで分けることができます。
ですので、インジケーターを見つけたいときや探しているときは、まずはこの2種類のどちらのタイプにあたるかを確認し、探していくことで、無数に存在するインジケーターの中から自分に合ったインジケーターを見つけることができます。
インジケーターを利用するメリット・デメリット
インジケーターを利用することで様々なメリット・デメリットがあります。
メリット
・予想しやすくなる
通貨ペアの画面は基本的にチャートしか表示されておらず、今後の動きを予想する際の判断材料が少ないので予想しづらいです。
ですが、インジケーターを表示させることで、現在の相場の状態や流れ、トレンド相場なのかレンジ相場なのかなどを細かく分析することができ、インジケーターがあるのとないのでは予想の精度が格段に違います。
・相場の法則性、規則性に気づくことができる
初心者の人がチャートを見ると、一見不規則に相場が動き続けているように思います。
実際の相場は不規則に動き続けているのですが、知識をつけていくと、相場にはある程度の法則性や規則性があることに気づいていきます。
その法則性や規則性に気づくうえで、インジケーターはとても便利で、あるパターンを見つけたらアラート機能で伝えてくれたり、チャート上に線を表示し、トレーダーにわかりやすく表示させることもでき、トレードのチャンスを見つけやすくすることができます。
・エントリーポイントや利確、損切りなどを定義することができる
投資を行う上でエントリーポイントや利確、損切りは重要です。
毎回チャートを見て、分析して、エントリーしてといった作業を行ってもいいのですが、仕事をしながら、家事をしながらとなるとチャートを見れる時間も限られてきます。
そういった時に、インジケーターを活用することで、ある程度のエントリーポイントになった時にアラートで伝えてくれたり、メールにエントリーチャンスを送信することができたりするので、チャートに張り付いていなくてもトレードを行うことができます。
・ロジックを組みやすい
インジケーターを活用する方の多くがロジックを組むうえで利用されると思います。
インジケーターのない状態の相場でロジックを組んだとしても、日々変化する相場に合わせてロジックを変化させていては大変です。
このような場合もインジケーターを活用することで、時代とともに変化する相場の変化に合わせて、インジケーターを調整するだけですぐにトレードを行うことができるようになります。
・膨大な計算を行ってくれる
インジケーターの多くは過去の相場のデータをもとに作成されているものが多く、人間にはできないような計算足で相場を計算し、その情報をトレーダーに伝えてくれます。
相場の未来を予想する投資では情報というのはとても大切で、その情報解析を行ってくれるというだけでもインジケーターは優秀だといえるでしょう。
デメリット
・インジケーター通りに相場は動かないときがある
インジケーターは便利なものなのですが、インジケーターの予想通りに相場が動かないときは多々あります。
インジケーターはあくまでも過去のデータをもとに表示してくれているだけなので、未来を予想してくれているわけではありません。
なので、利用する際はどのようなインジケーターなのかということを確認しておく必要があります。
・乱れることがある
インジケーターは何度も書かせていただいておりますが、過去のデータをもとに表示されるものがほとんどです。
ですので、過去のデータが急激なトレンドや剥離が頻繁に起きている相場などでは正確に計算されないことがあります。
さらには、その正確に計算されていないデータのままで表示されることがほとんどですので、トレードを行う際はインジケーターが乱れていないことを確認しておく必要があります。
・インジケーターに頼りがちになる
インジケーターは基本的にトレードに必要なことのほとんどを行ってくれます。
その事が原因ですべてをインジケーターに任せてしまい、トレードに関する知識をつけない方がいらっしゃるのですが、このようなエントリーを続けているとインジケーター乱れたときなどにエントリーをしてしまい、いつか大きな損をしてしまう可能性があります。
このような現象に陥らないためにも、インジケーターを活用する際は、最低限度のトレード知識は必要になります。
・インジケーターの数が多い
インジケーターは世界中に無数に存在しており、その中から自分に合ったインジケーターを選定していくことは難しいです。
なので、先にロジックを組み、そのロジックにあったインジケーターを選定していく必要があります。
これらのメリット・デメリットがあり、それぞれを理解したうえでインジケーターを活用することで、正確にインジケーターを活用することができます。
インジケーターの可能性
最後にインジケーターの可能性について書かせていただければと思います。
インジケーターは、トレーダーを手助けしてくれる最高のツールです。
インジケーターを利用しないトレードをやられたことがある方であればわかると思いますが、1日中チャンスが来るまでチャートを見続け、エントリータイミングが来たとしても正確な分析ができていないので、負けてしまう可能性も高く、このトレードを長期的に続けていくと考えたときかなり難しいと思います。
ですが、インジケーターを活用すれば、チャートを見ていなくてもアラートがなったらチャートを確認して、インジケーターが乱れていないことを判断したうえでエントリーを行うといった流れにするだけで、トレードに関する苦労をなくすことができ、仕事をしながらでも投資を行うことができます。
そういった意味でもインジケーターには多くの可能性が秘められていると思いますので、もし、いままで
「インジケーターは少ししか使ったことがなかった」
「そもそもインジケーターを知らなかった」
という人がおられるのであれば、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか?
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