インジケーターを利用していると
「インジケーターをいくつか組み合わせればインジケーターだけでトレードに勝つことができるんじゃね?」
と思ったことはありませんか?
インジケーターには様々な種類があり、そのなかから何種類かピックアップすればそれだけでトレードができて、なおかつ自己裁量をしなくても勝つことができるのではないかと感じたことがあると思います。
今回は、本当にインジケーターだけで勝つことができるのかについて書いていこうと思います。
インジケーターだけで投資は成り立つ
投資を行う上で必ず必要なのが2つあり、それは
・エントリーを始めるポイント
・エントリーを終えるポイント
です。
本格的にトレードを行うのであれば、傾向分析や通貨ペアの状態などを勉強する必要はあるのですが、基本的投資だけであればこの2つがあれば投資を行うことは可能です。
インジケーターの種類の中には、この2つの条件を満たしているものは存在しており、理論上はインジケーターだけで取引を行うことは可能です。
ですが、エントリーができるだけで勝てるかどうかという話は全く別です。
エントリーをするだけであれば、たとえ知識なかったとしても行うことはできます。
では、投資で勝つために必要な要素について考えていきたいと思います。
トレードに勝つために必要なこと
世間的にトレードに勝つために必要なこととして挙げられいるのが
資金力
投資の世界では資金力の多さがものをいいます。
投資をやったことがある方であればわかると思いますが、投資をしてポジションを切らない限りは永遠にポジションを持つことができるので、元に戻るまでポジションを持ち続ければ勝つことができます。
さらには、ナンピンやマーチンゲール法などを無限にできる資金力があれば投資で負けることはないでしょう。
資産管理
資金管理は資金を増やすうえでロジックよりも大切とされいます。
たとえ、勝率9割越えのロジックを組めたとしても、1割の負けですべて資金が消えてしまうようなロジックを組んでいては、資金が増え続けることはありません。
ですので、どれぐらいの資金で、どのように運用させれば、いつまでにいくら収益が出るといった計画を立てて投資を行っていくことが資金を増やしていくうえで重要です。
ロジック
勝ち続けるためには勝ち続けるロジックが必要になります。
資金力や資産管理能力が高くても、元々のロジックが勝てるものでなければ勝つことはできません。
なので、「これをやれば勝つことができる」ということが証明されているロジックを利用する必要があります。
メンタルコントロール
投資で負けてしまっている人の多くがメンタルコントロールができてないことが原因で負けてしまっています。
資金力があり、ロジックも完璧に組まれていたとしても、負けてしまった時や、大勝をしてしまった時などに
「今日中に負けを取り返す!!」「今日は調子がいいからもっと勝てるだろう!!」
といった感情からエントリーポイントでないところでエントリーをしてしまったり、予定にない大きな金額などをかけてしまうと、計算が乱れてしまい、勝てるロジックを自ら崩してしまい、結果的に負けトレーダーになってしまうということもあります。
これはあくまでよく言われているだけで、絶対に必要というわけではないのですが、この4つを正確に行うことができればほとんどの場合は勝つことができるでしょう。
では、この4つを満たすことができるインジケーターがあるのかといいますと、直接的なものがなかったとしてもすべてインジケーターで行うことができます。
資金力は本人自身の投資金になってしまうのですが、資金をどのように運用させればどれくらいの利益が出るといった計算を行ってくれるインジケーターはあります。
資産管理では、エントリーした際にどれくらいの利益と損が出るのかをエントリーする前から計算してくれるものがあります。
ロジックでは、矢印である程度のエントリーポイントを示してくれたり、MACDやストキャスティクスオシレーターなどのゴールデンクロスやデッドクロスを活用したエントリーなどを行うことができるので、ある程度勝ちやすいポイントはインジケーターが教えてくれます。
メンタルコントロールでは、インジケーターには感情がないの問題ありません。
以上の4つの条件がそろっているので、理論上であればインジケーターだけで投資に勝つことは可能といえるでしょう。
インジケーターの弱点
4つの条件がそろっているので、勝つことができるように思えるかもしれませんが、これはあくまでもインジケーターの精度が完璧だったらの話です。
そこで次にインジケーターの弱点について触れていこうと思います。
インジケーターの弱点としてあるのが
極端なトレンド、レンジに弱い
インジケーターは基本的に極端なトレンドやレンジに弱く一度発生してしまうと、しばらくの間利用できなくなってしまいます。
これはインジケーターのタイプにもよるのですが、リペイント(再描写)されないようなインジケーターすべてに当てはまります。
過去のデータをものに計算がされている
インジケーターは、過去のデータをもとに計算して表示してくれるものが多く、過去のデータが乱れてしまうとその後の計算がすべて乱れてしまい、乱れたデータの元で計算されたものがチャートに表示されることがあります。
このことに気づかずにインジケーターを利用したエントリーなどを行ってしまうと、負けてしまう可能性を高めてしまう。
明確な正しさがわからない
インジケーターのほとんどに共通することなのですが、インジケーター自体に明確な正解がないので、インジケーターが乱れているかそうでないかを自ら判断する必要があります。
元々相場という不規則な動きをするものに対して表示させるものなので仕方のないことではあるのですが、これも弱点といえるでしょう。
これらの弱点がインジケーターにはあり、このことが原因でインジケーターだけで勝つことは難しいとも言えます。
結局勝つことはできるのか?
これまでのことを含めたうえで結論を書きますと、インジケーターだけで勝つことは可能ではあるのですが、かなり難しいです。
上記でも書かせていただいたように、インジケーターには明確な答えがないことと乱れがあるので、このことを改善しなければ勝つことは難しいでしょう。
ですが、インジケーターにはいくつも種類があるので、あるインジケーターの弱点を別のインジケーターの弱点で補うといった形でロジックを組んでいくことができれば勝つことができるようになります。
ですが、そのロジックを組んでいくうえでも、一つ一つのインジケーターの特徴や計算方式、何が乱れでどのようにすれば弱点をなくすことができるかなどを考えていかなければなりません。
さらに言いますと、相場は時代とともに癖や流れなどが変化してしまうので、その時代に合ったインジケーターを構築していかなければなりません。
そこまですることができれば、インジケーターだけで勝つことは十分可能でしょう。
もっと簡単にする方法はないのか?
インジケーターだけで勝つことはできるのですが、かなり難しいことを書かせていただきました。
正直、時代とともにインジケーターを調整して、勝てるインジケーターを組み上げていく作業をするのは非常に大変です。
では、ほかに方法はないのかといいますと、もっと簡単な方法があります。
それは、相場に関する知識を身につけることです。
相場の癖や特徴、危険なポイントやチャートパターンなどを予め勉強しておくことで、インジケーターが乱れたときを自分で判断し、リスク回避や修正などを行うことができれば、インジケーターでインジケーターの弱点を補う必要がなくなります。
さらに、時代によって相場の癖や特徴が変化したとしても、その事を知っておけば、簡単にインジケーターを調整することができるので、簡単に勝ちやすいインジケーターを組むことができます。
ですので、最終的な結論として言えるのが、インジケーターにすべてを任せるのではなく、プロトレーダーもやっているような「自己裁量+インジケーター」という考え方がもっとも簡単で最も勝ちやすいといえるでしょう。
インジケーター活用して取引するならここがオススメ!!
第一位 XM | |
世界196カ国に展開している海外業者で、日本でNo.1の人気を誇る証券会社です。 業界トップレベルの約定力とレバレッジが888倍までかけることができるなど豊富な機能を取り揃えていることで有名です。 | |
第二位 HotForex(ホットフォレックス) | |
日本ではあまり知られていないが優秀なサービスを提供している証券会社。 海外では高い評価を得ており、最大レバレッジが1000倍という部分も魅力の一つ。 少し前までは日本語対応が十分ではなかったのですが、現在では十分なサポート体制がそろっている | |
第三位 Titan FX(タイタン FX) | |
スキャルピング、自動売買に適切な環境を整えてくれている証券会社。 トレードを行う環境はもちろん、24時間体制のサポートや低スプレッドであることも魅力です。 低スプレッドでハイレバレッジでのスキャルピングを行うのであればオススメ。 | |